平成25年11月10日 発達障害講演会 アンケートからの回答 その2

質問2

高校を卒業してからの行き場がなくて困っています。フリースクールでも作業所でもない居場所を求めています。どうしたらよいでしょうか?

 

回答1

息子は絵が好きで美大を中退して家にいる。絵の仲間に入っている。子どもやお年寄りは正直なので、お年寄りのポートレイトを100枚書くことにした。人に喜んでもらえるので、お金にはならないが心地よく絵を描いている。

 

回答2

何がうまくいかないかそれが問題。トラウマがあって学校に行けないならそのトラウマをつぶさないと学校に行けない。アスペルガーは本能的なこと、人が恨んでいることは分かる。でも人が怒っている感情が分からない。嘘をついているのは分かる。アスペルガーの人は相手の気持ちを察する心の理論がない。相手の気持ちを察する思考パターンがない。それが原因でトラブルは千差万別となる。同じ「うつ」でも定型発達とは本質的に病態が違う。ストレス耐性に許容量がない。すぐに落ち込む。普通の「うつ」とは違う。アスペルガーなのに普通のうつ病の薬を出されても良くならない。

 

上記で出たトラウマの軽減の方法については、後日ブログにてご紹介する予定です。

 

回答3

アスペルガーだとどこに行っても人間関係でトラブルを起こし失敗してどこにも行けなくなる。唯一の例外は特別に面倒見の良い友達に巡り合うこと。そうすればうまくいく。ボランティアで友達になってくれる人を探す方法もあるかも。大学進学で他県に行き、一人暮らしをさせる時の心配なことの一つに、カルト宗教などに勧誘されることがあります。アスペルガーは騙されやすいので、そういったカルト宗教に引っかからないように免疫をつける必要がある。それには本物の宗教に触れて体験することも必要かもしれません。

 

回答4

カウンセリングをして本人を受け入れます。そして一緒に伴走します。本人が出来ないことを応援し、やりたいことを実験します。例えば個展を開きたいが、無名で来場者が見込めない場合は、有名な人とのジョイント個展を開いたりします。また、お試しで庭の手入れをしてもらってアルバイト料を払うという試みもしています。