平成25年11月10日 発達障害講演会 アンケートからの回答 その9

障害年金について

 

アスペルガー症候群で、障害年金を受けることができるのですか。というお問合せが多くなりました。以前は、アスペルガー症候群で障害年金を受けることは困難でした。なので、『自閉症』という診断名で受給していましたが、最近は、「アスペルガー症候群」「広汎性発達障害」「自閉症スペクトラム」などの診断名で受給できるようになりました。

 

その際、医師に書いていただく診断書の内容が重要になるようです。障害者手帳の等級が2級でも、障害年金が受給できる時と、却下されてしまう場合があるので、「障害年金の必要性」・「日常生活の困難さ」・「就職をして収入を得ることの困難さ」を訴える診断書が必須のようです。

 

もちろん、障害年金を受給する側に、確かに上記のような困難さがあり、自身の障害を受容し、障害年金を受給しながらより良い生活をしていくという姿勢が大事になると思います。