2017年(平成29年)3月9日 定例会が終了しました。

今年度最後の定例会は、福島学院大学教授・副学長・医学博士の星野仁彦先生をお迎えしての懇談会形式での質疑応答でした。

 

お母さん達が困っている事、悩んでいる事に、直にアドバイスいただける機会を設けたいという願いを、星野先生が叶えてくださいました。

 

県内外から、50名を超す当事者・支援者の方にお越しいただきました。

 

時間の都合で、皆さんおひとり、おひとりのお声を先生にお届けする事は

できませんでしたが、講演会とは違って、お母さん達が投げかけた疑問に対する対処方法や、治療方法について、また親の考え方について教えて

いただき、有意義な時間となりました。

10月23日(日)親父の会が終了しました。

年に一度の『親父の会』です。さてさて、何人のお父さんが参加してくださるか・・・と毎年心配しながら受付に座って待ちます。

今年は、8名のお父さんが参加してくだり、アスペルガーの対処方法について学んでくださいました。

 

講師:畠山 昌樹氏

演題:アスペルガーの子を持つ親父たちへのメッセージ

   ~常識の間違いと褒めるポイント~

   子育てが上手になるコツ“叱る”より、認める・褒める

 

当事者が感じている事、父親としてわが子に対する教え方、また医師である畠山氏には、お薬の飲み方、食事と睡眠の関係などもお聞きする事ができました。

9月は懇談会でした。

参加者が4~5人のグループに分かれて、お子さんの現状や、困りごと

を話し、使える支援などの情報交換をおこないました。

皆さん同じような問題を、何個も抱えているのが現状ですが、これといった手だてがないのです。

30代のお子さんのお母さんから、この年齢になって、なにをどう教えていったらよいのかわからないという話しがでて、皆さん共感していました。親も学び、手だてを考える事は当たり前の事ですが、早い時期からの療育や認知行動療法などで、当事者自身が、自己理解し、当事者者自身が社会に適応していく事を学び、努力する事も大事だという話しになりました。

 

当事者の会やまびこでは、最近ラインやSNSで起きている問題についてや、当事者の会間での友達の関わりなどについて話しました。

8月は、親の会は食事会。当事者の会はカラオケで楽しみました♪♪♪

親の会は、アンジェロにてランチを楽しみました。ランチのパスタが、

たらこパスタで、皆さん「コレステロールが気になるわ・・・」という

話から始まり(そういうお年頃なんです!(^^)!)やはり、話題は、わが

子の将来についてになってしまいますね。。。

 

当事者の会やまびこは、シダックスにて♪カラオケ♪を楽しみました。

アニソンや熱唱系からしっとり系、Jポップ等々様々なジャンルの歌が

登場しました。

7月定例会は障害年金研修会をおこないました。

社会保険労務士 伊藤事務所 所長伊藤直則氏・丈氏をお招きして、障害年金について学習しました。

受給するための要件・申請に必要な書類・注意点等々わかりやすく、細やかに教えていただきました。

 

 

6月定例会ではマナーと自立について学習しました。

青年の自立支援や、青少年健全育成等々幅広く活躍されている、『明日飛子ども自立の里』理事長清水先生をお招きして、“マナー” “自立” という

難しいテーマでお話しいただきました。

最近はいろんな価値観、いろんなツール、いろんな考え方が当たり前になっているようなところがあり、それがみんなの共通のルールではないので、あいまいが苦手なアスペルガーの人々にとっては、便利が生きづらさにかぶってしまうようなところがあると感じます。

みんなにとって共通のマナーってほんとは難しいのですね・・・

 

自立=自分で考えて、自分で行動し、自分で責任を取る。=自律だというお話しを伺いました。

    自律できなくては、自立ができないという事ですね・・・

 

5月14日、平成28年度定例総会が終了しました。

27年度事業・予算報告/28年度事業・予算案ともに可決致しました。

会員数が増えてきて、ニーズも多様化してきましたので、会全体でできる事もあれば、同じ想い、同じような条件の方々でなければできない事もあります。

あんな事がしたい・・・こんなものがあったらいいな・・・というような事を少しでも形にして、発達障害者の未来を切り開いていくのは、皆さんおひとり、おひとりの力です。

28年度もどうぞよろしくお願い致します。

 

3月12日 やまびこの会が開催されました。

平成28年度の計画と、やまびこへの参加の仕方について話し合いをしました。平成28年度は、8月と12月にレクリエーションを行います。具体的な活動については、後日相談することになりました。やまびこへ参加する人は、社会人としての責任を果たすこと(自己責任)を確認しました。具体的には、・金銭の貸し借りは十分気を付ける ・飲酒は体調を考慮して行う ・ラインでは人を攻撃するような内容は書かないなどです。

2月定例会は休会です。

2月1日の民友新聞に、『発達障害早期発見へ研修』という記事が掲載されていました。

外見では判断が難しい自閉症やアスペルガー症候群などの発達障害について、厚生労働省は今春から各都道府県と政令指定都市で、地域で開業する

小児科医らを広く対象にした研修を始めるというものです。

 

アスペルガーのお子さんを持つ親なら、皆さん経験していると思いますが、診断を得られるまでに相当の年数がかかったり、医師の理解不足で、

適切な療育に結びつかない事が多かったですよね!

親の会での懇談会では、『もっと早くわかっていたら・・・』ということを皆さんおっしゃいます。早期発見・早期療育は、当事者のためにも、家族のためにも大切な事です。

なので、一般の医師の対応力を上げる事で、専門の医師につながりやすくなるという厚労省の取り組みに期待したいです。

12月定例会が終了しました。

今月は、ケトン食について勉強しました。違った面から、アスぺの脳の改善や、生活の改善に役立つお話しでした。

お子さんの過食や、昼夜逆転、フラッシュバックや“切れる”事にお悩みの

お母さん達から、いろいろな質問も出ていました。

 

講師の畠山先生の本『ぼくはアスペルガーなお医者さん』が出版されました。沢山売れて話題になって、アスぺの社会的認知度も上がるといいな・・・と思います。

親父の会が終了しました。

10月25日親父の会が終了しました。

畠山さんから、お父さんたちへ貴重なメッセージをいただきました。

その中から、少しご紹介します。

 

☆父親は時々でいいので、認めて褒めてあげてください。お子さんがス    テップアップした時に褒めてあげると効果的です。

          ↓

       信頼関係が築ける

          ↓

       信頼されている、認められていると頑張れる子供になる

       失敗しても認めてくれる人がいるというのは大きい

          ↓

       トラブルがあっても頑張れる

          ↓

       世の中は理不尽なので、失敗はつきものです。

       失敗しても、うまくいかなくても頑張れる子供にする

 

☆お母さんは常に困っています。お父さんは、正しい理屈を言うのではなく、お母さんがなにに困ってるのか、聞いてあげてください

 

10月当事者の会やまびこ料理の報告

10月10日(土)鈴木徳子先生のお宅で、料理をおこないました。


☆メニュー☆

  ワッフル・プルプルゼリー


ワッフルは、とてもかわいい“スヌーピー”型で焼き上げ、先生の畑で採れた

お手製のハックルベリージャムをトッピングしました。

そのほかにも、はちみつや、生クリーム、ルバーブジャムなど思い思いに

トッピングして仕上げて、ほんとうに美味しくいただきました。

2015年

9月

23日

9月定例会の報告

9月定例会では、皆さんで、アイスブレイクゲームを試みました。

アイスブレイクは、固くなった心の緊張(氷)を溶かして、リラックスする事から始めましょう・・・というのが目的です。

フルーツバスケットや、あいうえお自己紹介、マジョリティーを探せ!などのゲームをおこないましたが、親も当事者も笑顔になれていたようです。???困惑だったかな???

これらは、東京都発達障害当事者会コミュニュケーションワークショップ

「イイトコサガシ」で、おこなっているものを、取り入れさせていただきました。


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2015年

8月

09日

食事会が終了しました。

8月1日は、親の会の食事会 「ランチョンムービー」でした。

暑い!暑い!夏の日、涼しい部屋でサンドイッチを食べながらDVD観賞をしましたが、たまにこんな時間も良いものです。。。

DVDは、『シンプル・シモン』で、アスペルガーの青年の感じ方や目に

見える世界を、ちょっとユーモアを交えて描いた作品でした。

シモンは、僕はアスペルガー症候群です。というバッジをいつも胸に付けているのですが、そんな事が、あ~あそうなのと自然に受け入れられて、

理解してもらいやすい日本にしていきたいものです。

 

8月8日、当事者の会やまびこの食事会が終了しました。

今年は、びっくりドンキー八木田橋店にて7名でのランチ会でした。

昨日までの猛暑もやわらぎ、少しほっとする中、夏バテしないようにと、

ハンバーグ・デザート・飲み物等々食べながら、仕事の事・・・作業所の事など語り合いました。

 

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2015年

7月

19日

7月定例会(学習会)が終了しました。

7月は学習会でした。

「明日飛子ども自立の里」理事長清水国明氏の“自立ってなんだろう”というお話しをうかがい、子供を自立させる事、発達障害当事者が自立する事について考えました。

 自立=自己認識+自己決定+自己責任だというお話しもありました。自分を知り、自分で決めて、自分で責任を取るという訓練が発達障害の子供たちには、必要だと感じます。

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2015年

6月

18日

就労の壁

6月定例会では、アスペルガーの青年たちの就労について話し合いました。


障害者専門の窓口でも、なかなか障害特性を理解してもらえない、企業の方々にどのように支援をお願いしていいか難しい・・・などの問題や、

アスペルガー障害者自身が、自己理解を深めて社会や会社と折り合いを付けるすべを身に付けないと、就労定着ができない、などの意見がでました。


緊張と不安に弱いアスペルガーは、面接に行く準備段階で疲れはてている事も多く、そのあと面接の結果が悪いと、なかなか立ち直れず、修復して

次に挑戦するまで長い期間がかかってしまったりして、就職活動にも時間がかかります。

また、就労しても、作業所でお世話になっても、日々の人間関係や、自分のできにくさに悩み、社会性の問題!コミュニュケーションの問題!創造性の問題!が常に付きまとってきます。

だから、発達障害なんだ・・・と感じます。発達の段階、段階で、!!!

な事が続きます。


そんな青年たちが、就労の壁を乗り越えるためにも、親も含めた支援者・企業・専門家・などなどの連携も必要だと感じます。

みんなで、青年たちの未来を切り開いていきましょう。

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2015年

5月

26日

総会が終了しました。

総会が終了し、新年度に入っています。

昨年度は、講演会や学習会が多く、親同士の懇談が少なかったという声もありましたので、今年度は、親の“しゃべり場”も増やしつつ、親が一番の支援者になれるように学習会なども取り入れていきたいと考えています。

 

カサンドラ症候群(夫の発達障害に悩む妻)という言葉をよく耳にするようになりました。

親の会でも話題になりますが、子供のアスペルガーの勉強をしていたら、どうも夫があてはまる!!というパターンです。

夫のアスぺと、子供のアスぺに挟まれて、ギュウギュウになっていませんか?

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